国内ニュース(Japan)
1. PXP、曲がる太陽電池を搭載した「発電する物流トラック」の実証を開始
神奈川県のスタートアップPXPが、EVの航続距離延長や冷蔵トラックの電源補助に向けた実証に乗り出しました。
- 概要: 株式会社PXPは、自社開発のフレキシブル太陽電池を搭載した低温物流車の公道走行実証を2026年1月6日より開始しました。
- ポイント: 従来のソーラーパネルより軽量で曲面に貼れるため、トラックのルーフや側面に設置可能です。物流業界の脱炭素化だけでなく、トラックのバッテリー負荷を減らすことで、配送用IoTセンサー(位置情報や温度管理)の電源安定化にも寄与します。
- 出典: 株式会社PXP プレスリリース (2026/01/06)
2. ベイサン、災害用テントに「ペロブスカイト太陽電池」を実装・実証へ
防災拠点における非常用電源の確保手段として、次世代太陽電池の活用が進んでいます。
- 概要: 株式会社ベイサンは、神奈川県総合防災センターにて、ペロブスカイト太陽電池を取り付けた「災害用エアーテント」の実証実験を2026年1月6日より開始しました。
- ポイント: 軽く柔軟なペロブスカイトの特性を活かし、テントの屋根に設置して発電します。災害時に商用電源が途絶えた際でも、テント内の照明や通信機器、環境センサーへの給電が可能か検証されます。
- 出典: 株式会社ベイサン プレスリリース (2026/01/06)
3. 東京ガスやマクニカ、東京都内で「住宅用ペロブスカイト」の社会実装に着手
IoT化が進むスマートホームの電源として、都市部の住宅への大規模導入を目指すプロジェクトが始動しました。
- 概要: 東京ガス、マクニカ、大成建設などの企業群は、東京都の事業に採択され、2026年1月から12月にかけて住宅へのペロブスカイト太陽電池導入実証を行います。
- ポイント: 既存の「壁面」や「窓」を発電スペースとして活用できるか検証します。これが実用化されれば、各家庭のHEMS(ホームエネルギー管理システム)や見守りセンサーを、外部電源に頼らず自立駆動させる基盤となります。
- 出典: 東京ガス株式会社 プレスリリース (2025/12/16発表・1月開始)
海外ニュース(Global)
4. 光翼イノベーションズ、CES 2026で「無電池電子名札」など3製品を発表
中国・蘇州を拠点とするBiLight Innovationsが、ペロブスカイト技術を応用したユニークなIoT製品を公開しました。
- 概要: BiLight Innovations(光翼イノベーションズ)は、CES 2026にて「無電池電子名札」「巻き取り式ソーラーパネル」「太陽光発電カーテン」の3製品を世界初公開しました。
- ポイント: 室内光で駆動する電子名札は、イベントやオフィス管理のDXを「電池交換なし」で実現します。また、発電効率18%を超えるフレキシブルモジュール技術により、インテリアに溶け込む形でのエネルギー収穫を提案しています。
- 出典: BiLight Innovations プレスリリース (2026/01/07)
5. Dracula Technologies、第2世代OPV「LAYER V2.0」を発表
フランスの有機薄膜太陽電池(OPV)メーカーが、屋内発電効率を大幅に向上させました。
- 概要: Dracula Technologiesは、CES 2026に合わせて新技術「LAYER V2.0」を発表しました。従来の同社製品と比較して発電効率が30%向上しています。
- ポイント: インクジェット印刷で製造されるため形状の自由度が高く、今回の性能向上により、さらに小型のIoTデバイス(スマートカードや小型センサー)でもバッテリーレス化が可能になります。
- 出典: Dracula Technologies News (2026/01/09)
6. WePowerとSouthco、完全バッテリーレスの「ワイヤレススマートロック」を公開
米国のエネルギーハーベスティング企業が、物理的な「動き」を電力に変えるセキュリティ技術を披露しました。
- 概要: WePower Technologiesと産業用アクセスソリューションのSouthcoは、CES 2026にて、電池も配線も不要なスマートロックのコンセプトモデルを発表しました。
- ポイント: ドアのハンドル操作やボタンを押す動作から電力を生成(電磁誘導等)し、ロックの開閉と無線通信を行います。何千ものロックを管理するデータセンターや産業施設において、電池管理コストをゼロにする画期的なソリューションです。
- 出典: WePower Technologies Press Release (2026/01/05)


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